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占い師も人間

どんなに素晴らしい先生でも、解釈の間違いやずれがある。

私が幼少の頃、母に2人目の子供ができたとき、ある占いの大家である著名な先生が言いました。「次も女の子ですね」

ところが実際は弟でした。その占いの「祖」とされている人が、二択である性別を読み取ることができなかったのです。

占い師にこんなことを言われたとします。

Nさんは不倫の恋をしていました。これから先どうなるかを、当時よく当たると評判だった占い師に見てもらうと、「三角関係になり、非常にもめてこじれるでしょう」というようなことを言われました。Nさんは、そのときすでに、自分と相手と相手の奥さんという三角関係になっていたので、「そんなことは言われなくてもわかっている」と、その占いの言葉をすぐに忘れてしまいました。

数か月後、Nさんに突然新しい好きな人が現れ、恋愛関係になりました。

すると、それまで不倫の関係であったはじめの人がNさんと離れることを認めてくれず、Nさんとはじめの男性と新たな男性という3人の間でドロドロの関係にこじれてしまいました。

はじめの占いに出ていた「非常にもめる三角関係」とは、このことを指していたのです。この占い師は、占いが示している「三角関係」という状況まではわかりましたが、それがどのことを指しているかまでは、読みきれなかったのかもしれません。現実の状況に当てはめることができなかったのです。

Tさんは、ある機関の試験を受け、合格するかどうか、その機関に入ることができるかどうかを占いで見てもらいました。実はTさんは試験の時間に対してしまい、全体の半分ほどしか解答することができなかったのだそうです。回答した部分がパーフェクトだったとしても、予想できる合格ラインにはほど遠いとわかり、不安になって占い師を訪ねました。

占いの結果は、「予想どおり、この試験に通るのは難しい」というものでした。ところが、Tさんはその機関に入ることができました。Tさんも知らなかったことですが、Tさんの受けたこの機関は、事前のレポート提出や今までの業績の評価が常に重要で、試験は「名目として一応ある」という程度のものだったそうです。Tさんの場合は、試験以外のところが大きく評価された結果でした。

どんな事情があるとしても、このときの占いの答えは「受かるか、落ちるか」の二択なわけですから、占いでも「難しいけれど結果的には受かる」というように出なければおかしいですよね。占い師としても、「どうしてそうなるのかはわかりませんが、受かると出ています」というのが本当のはずです。

たとえ、占いのやデータ自体に答えが出ていても、それを占い師が読みきれない、解釈しきれていないのです。

占いで出てきたものを、どこまで現実に沿って解釈できるか、それがその占い師の力量だと思います。数値やデータを出すだけであれば、勉強すれば、基本的にまでも出せるようになるからです。

占い師によっては、どこにでも売られている、一般的な占いの本に書いてあるような解釈しか伝えていない人もいます。それだけならまだしも、そこに自分の価値観を付け加え、それを押しつけて話す人もいます。

もちろん、経験と修行を積み重ねた素晴らしい解釈のできる占い師もたくさんいますが、人の人生を左右するアドバイスをするにはまだまだ早い、という占い師も、同時にたくさんいるのです。

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「霊感」とは何か?

霊感占いが、大人気です。タロット占いも、普通の「タロット」ではなく、「霊感タロット」と呼ばれることが多くなりました。「タロット」と「霊感タロット」では何かどう違うのでしょうか?

実は、どちらも同じなのです。

占い業界では、わざと「霊感」という言葉をくっつけて呼んでいます。なぜなら、そのほうが、売れるからです。ただのタロットよりも、霊感タロットのほうが、なんだかわからないけど、すごいような感じがするからです。

そもそも「霊能力、霊感」とは何でしょうか?

多くの方は、こんなイメージを持っていると思います。普通の人には見えないものが見える力、聞こえないものが聞こえる力、感じられないものを感じられる力。幽霊を見たり、人の心を読んだり、未来を知ることができる、普通の人間とは違う、特別な力。

ところが、心を読んだり、未来を感じたりする力は、程度の差はありますが、誰にでもあります。

いわゆる直観、第六感、虫の知らせといったものです。カンが鈍い人もいますが、全くない人はいません。普通の人も持っている力です。

そういう意味では、霊感がないから占い師になれない、ということはありえないわけです。

もちろん当然のことながら、鈍いよりは鋭い直観を持っているほうがいい占い師になれます。

鋭く繊細な味覚を持っていれば、いい料理人になれるというのと同じことです。普通の味覚でも、手順通りに作れば、誰にだって料理はできます。

占い業界は、そういう意味で「霊感」と言う言葉を使っています。

タロットだけでなく、占星術や四柱推命などのシステマティックな占いであっても、読み取るためには直観を使います。極端に言えば、「霊感」を使わない占いなんてありえないのです。

そんなのずるい、と思った方は、国語辞典を引いてみましょう。

【霊感】①人の祈願に対して現れる神仏の反応。 ②神仏から大が受ける啓示。おつげ。 ③インスピレーション

【インスピレーション】神から教えられでもしたように、突然飛躍的に名案などを思いつく心の働き。

占い師も、作家や音楽家も、それぞれに何らかのインスピレーションを得ているわけですから、言葉の意味としては間違っていないのです。

 

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増えるにせもの占い師

占ってもらったことで、かえって不安になったことはありませんか?

あなたは、占いの結果を聞いたことで、かえって自信をなくしたことはありませんか?

未来に起こることを予言されて、不安になったことはありませんか?

避けることのできない運命が決まっているように感じて、絶望的になったことはありませんか?

占いを聞いてこのような思いをしたことがあるのであれば、それは「にせもの占い師」にあたってしまったことになります。

占い師に言われた言葉は、普通の人から同じことを言われるよりもずっと重く響きますよね。占い師に「なにか特別な力がある」というイメージを持っている人にとっては、なおさら決定的に聞こえるでしょう。占い師の前に座り、「なにを言われるのだろう」と身構えることこそ、それを表していると思います。

聞く側かそれだけ真剣に受け取ろうとしていますから、占い師は、言葉ひとつで相手をマインドコントロールできるほどの可能性があるのです。

占いブームにともなって、占いをきっかけに「人間が生きる意味」や「本当の幸せ」などについて考える人が増えたのは、とても画期的なことだと思います。ですが同時に見過ごしてはいけないのは、「占いによる被害も爆発的に増えた」ということです。

ここには、占いブームに乗った「にせもの占い師の増加」が大きく影響しています。

この「にせもの占い師」のお陰で、本来、人生をより明るく楽しく感じるアドバイスになるべき占いが、まったく逆効果の呪いになっていることが多いのです。

はじめは「占い」に真剣に取り組んでいた占い師でも、少しなにかを言い当てることができ、自分をたよってくる人が増えてきた結果、だんだんと「ちょっとのアドバイスでお金がとれる」という姿勢になってしまう人はたくさんいます。

このような占い師は、相手を自分のほうに引きつけるために、相談者を不安にさせることを誇張して話すこともあります。

「このままだと恐ろしいことになりますよ」

「来年、悪いことが起こるでしょう」

「その人との付き合いはやめたほうがいいでしょう」

「あなたがそれをすると失敗することになりますよ」

このようなことを言われれば、「そうならないためにはどうしたらいいのでしょうか?」と、すがる気持ちになりませんか?

そして、その占い師のところに何度も足を運ぶようになります。または、自分の望む答えを聞いて安心するまで、占い師のはしごをするようになるかもしれません。

占い師の中には、相手を非難する言い方をしたり、それまでのその人の人格や過去を、丸ごと否定するような言い方をする人もいます。厳しい言い方が効果的な場合もあるかもしれませんが、「愛のある叱り方」とはとても言えないような言い方も、よく耳にします。

「あなたはそうなる運命にある」というような言い方は、一種の脅しです。

「こうしないと死ぬことになる、自殺する」なんていう話し方は問題外です。

このような話し方をする占い師は、商売上のテクニックやその人の性格から、必要以上に相手を不安にさせているだけなので、その時点ですぐに「ちょっと違うのでは?」と思ったほうがいいと思います。

おおかたの占い師には、そこまでの意地悪な気持ちや作意はありません。

ところが、この悪意なく気楽に言っている言葉が、聞く側にものすごいマイナスの影響を与えていることがあるのです。

実は、こちらのほうがよっぽど問題です。占い師自身に悪気がないので、相手にそこまで影響を与えていることに気づいていないからです。

占い師にとっては、何人もいる相談者のひとりへの気楽な一言、事実を伝えているだけの言葉であっても、聞いている側にとっては、絶対にそうなってしまうかのように聞こえます。誰でも、占い師にちょっとでも不安なことを言われれば、マイナスのイメージが出来上がるでしょう。それをいつまでも考え続ければ、そのイメージが本当に現実になる可能性が高くなるのです。

その人の意識に悪いイメージが刷り込まれてしまえば、「実際どこまでそうなる確率があるか」に関係なく、現実になりやすくなるのです。

私が住んでいる広島の占い師さんは信用できる人が多いと思いますが、それでもにせものの占い師もいると思います。

占い師さん選びには十分に注意したいところです。

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力-ドは1日に2回以上占わない

タロットカードというのは、クラシックな感じのものから現代風にアレンジが加えられているものまで、デザインがいろいろあります。

私が時々占ってもらっている占い師さんタロットカードは他では見たことがありません。多分占い師さんのオリジナルなのでしょう。

そのタロットカードのデザインはかなりセクシーなのです。きっと特注品なのでしょうね。

そのタロットカードを見て思ったのですが、どうせタロットを覚えるなら、色んなデザインのカードが売られているわけですから、自分の気に入ったカードを選ぶのがいいと思います。

実際に占い師さんもその選び方でいいと言っていました。

たいていのタロットカードは、トランプよりも、少し細く長めのものが多いんです。

占い師さんのタロットは、形も独特で正方形なんです。

したがって、上下左右と4方向で出るんです。色々な使い方ができそうです。

1枚のカードで、いろいろなバリエーションができるから、全体の枚数はたった22枚でも、さまざまなバリエーションが生まれるのだそうです。

占い師さんに、オリジナルのタロットカードをいただきました。

まず、カードを3日間、枕の下に置いて眠るのだそうです。

はじめはそうやって、カードと仲よくなるのだそうです。

そして、いい結果が出なかったとしても、1日、2回以上カードに聞かないことを注意されました。

何回も、カードを引き直すということは、カードを信用していないということになって、カードが教えてくれなくなるのだそうです。

気になったことがあったので聞いてみました。相談者が、男性と女性とで、鑑定の聞き方の差はあるのかということです。

2人で占ってもらっても占いは1回のみですからね。

「女性はすぐ『どうしてわかるの?』と反応するそうです。男の人の場合は、後で全部かみしめそうです。その場で認めなくても、後になってから、『言われたとおり』と実感するそうです。

私は、いちいち反応しながら、後でもしみじみかみしめています。私はその場と帰ってからの2度占いを楽しんでいるのでしょうか(笑)。

やっぱりタロットは奥が深くて面白いことを実感しました。

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占いを受けると物事をロングタームで考えられる

今回も占いについて書こうと思っているのですが、その前に宇宙について感じたことを少し書きたいと思います。

宇宙の本やネットでの記事や動画って見ていると、時間の感覚が麻痺してきます。

宇宙の歴史って135億年らしいですよね。135億年の宇宙の歴史で考えたら、10年先なんて、あっというまだという気がしてきます。

占いも同じような感覚があって、占いってもらうと、自分の気持ちを緩やかにしてくれるんです。

先日占ってもらった占い師の先生に何気にこのことを話してみたところ「人間も宇宙ですからね」なんて感じで色々話できました。

占いで自分のことを占いってもらうと、目先の辛いことで、一真二憂しないようになれるんですよね。

たとえ耐えられないような辛いことがあっても、悲劇のどん底にいる自分を、上から眺めることができるようになるんです。

「いずれにしても、あなたは、関わってくる人たちにとって、かけがえのない人『比類なき存在』という感じですね」

なんて嬉しくなるテンションが上がるようなことまで言ってもらえました。

占いをしてもらうと、自分を客観的に見ることができるようになって、感情的にならずに自分のことをコントロールできるようになるんですよね。

実際に私は、そんな人になりたいと思っているのですが、客観的に自分をみていないと感情的になってしまい、そのような人にはなれないような気がします。

占いを受けて自分の人生をコントロールできてくると、いい悪いではなくて、交換不可能な存在になりたいなんて思うようになってくるのが面白いところです。

占いが、人生観として教えてくれるのは、ロングタームで物事を見られるようになるということなのかもしれません。

人それぞれ考えの違いはあると思いますが、私は占いには本当に助けてもらっています。

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占いで自分が知らなかった自分を見つける

友達が、ある広島で有名な占い師さんのところで占ってもらったことがあるんです。

その時こんなことを言っていたんです。

「今までの恋愛は、相手はかなり白黒をはっきりつけてきたような人ばかりだった。でも、占い師さんとの出会いによって、そうじゃないんだというふうに感じるようになった。なんかグレーもあるのかも、そういう意識が出てきたみたい」

これを聞いた時、この表現はかなり文学的だなぁ、なんて思ってしまいました。

この表現は、わかりやすく言うとどういうことだろうか考えさせられたんですよね。

「たとえば従来の籍を入れるという結婚ではなくて、自分で気づかなかったけれど、私自身がちょっと別の意識をもっていることに気づいた。」とも言っていました。

ただ、未来を予測するだけが占いではないんですね。

相談者の知らない内面を、解き明かすのが占い師さんの役目のひとつなんですね。

心理学用語で、「ジョハリの窓」というのがあります。

「ジョハリの窓」では人間の内面は、4通りに分割できるんだそうです。

①相手も自分も知っている自分。
②相手は知っているが、自分は知らない自分。
③相手は知らないが、自分だけが知っている自分。
④相手も自分も知らない自分。

占いは、その4つの自分を教えてくれるんです。占いを受けてみて自分の知らなかった自分を発見して、それがきっかけで物事が好転していったなんてことはよくある話らしいです。

「自分も知らない自分」を占いで見せられた時、「そんなことはない」と否定するか、「そうなのかもしれないな」と耳を貸すことができるかは、聞く側次第なのでしょうけどね。

でも、占いをしてもらって、自分の知らなかった自分を発見できるだけで大収穫のような気がします。

自分の知らなかった自分を意識することで、きっと人生が良くなるはずですからね。

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友達のタロット占いで救われています

広島でOLしているエミコといいます。

私浮き沈みが激しい性格なんですけど、沈んだときに助けてくれる友達がいます。

広島の私の周りでは超有名な素人タロット占い師なんですけど、何かあるたびに癒してもらえます。

最近私自身もタロットに興味を持ち始めてきたので、その素人占い師の彼女とタロットについて書きたいと思います。

タロットは、同じ並び方でカードが並んだとしても、占う人によって、解釈の仕方が違うんです。

答えが定まっていないので、姓名判断のようなデータ型の占いとは全く違うんですよね。

占い師によって、解釈が異なると同時に、相談者が同じ鑑定を受けても、再び解釈が異なってくるんです。

もちろん、データ型の占いでも、解釈の輻はあるのですが、とりわけ、タロットは、解釈の幅が広いんです。

占いを受ける時は、許可されるならば、録音して聞いてみるといいと思います。

現場で聞いた時と、微妙に聞き違いをしていたり、聞き漏らしたりしていることも少なくありません。

初めて鑑定を受けると、どんなに気の強い人でも動転してしまうんですよね。

必要以上に、ネガティブにとらえてしまうんです。

時間をおいて、録音データを聞き直してみると、悪いことばかり言われているわけではないとわかるのですが…。

解決策にも耳を貸すことができるようになるのです。

悪いことを言われて落ち込みやすい、占いに弱いタイプの人には、録音はおすすめの方法です。

いいことは、何度でもテープで聞いて、イメージコントロールすればいいのです。

友達の素人占い師に恋愛について占ってもたっ時は、

「出会った時の状況は、ちょっと迷っていた時にスタートしているようだね。人王星というカードが逆を向いているんだけど、これはある日突然、ガラッと意識が変わったことを意味しているの」

なんてことを言われます。

たまに、それはよくなったということだろうか悩みます。

そんな時は疑問に思ったことを質問すると、

「そう。だから、自分でもびっくりというような状況が過去の状態に出ているの。きっと2人ともそう思った。このカードは、何か鎖に縛られているカードなので、そんな簡単には終わらないだろうというふうな、2人の中にそういう意識が強い」

なんてことを答えてもらえます。タロットは柔軟さがあるんですよね。

さらに質問の仕方を変えて、何度もカードを引いてもらったんです。

不思議なことに、いつも最初か最後に「タワー」のカードが出るんです。最悪のカードです。でも、

「あら、また、このカード、うふふふ」

塔が壊れる不吉な絵であるにもかかわらず、彼女に「うふふふ」と微笑まれるとなぜたか、ほっとしてしまうんですよね。

「これは雨降って地固まるカードだから、1回何か大きな変化とか、グワッと大きなケンカか何かがあるみたい。その後に、これは復活の力-ドで、正位置に出ていると一巻の終わりなんだけど、逆に出ていますから甦生となるね」

という感じでいい方向に導いてくれるんですよね。

タロットカードは、上下どちら向きに出るかで、同じカードでも意味が逆になるんです。

「逆を向くということは、やっぱりあなたしかいないとか、やっぱりこうなったんだねというふうな、一回転何かがあって、サヨナラホームランみたいに未来が決まるということなのよ」

ですって♪

毎回癒されて安心できます。

もう、この友達がいる広島から離れられませんね。

支離滅裂になってしまいましたが、また次回。それでは!